ヒトツバタゴ - 絶滅危惧Ⅱ類  対馬市の木

”ヒトツバタゴ”

”何それ?”
”初めて聞いた”
”聞いた事無い”

大半の人から、こんな答えが返ってきます。
今日は、そんな”ヒトツバタゴの話をしましょう。

*注)下記記載の基本的な情報は、Wikipediaから抜粋しています。

◆ヒトツバタゴの属性と名前の由来

モクセイ科ヒトツバタゴ属の一種。
同じモクセイ科のトネリコ(別名「タゴ」)に似ており、トネリコ(タゴ)が複葉であるのに対し、本種は小葉を持たない単葉であることから「一つ葉タゴ」の和名がある。

◆ヒトツバタゴの分布域

中国、台湾、朝鮮半島および日本では対馬、岐阜県東濃地方の木曽川周辺、愛知県に隔離分布する珍しい分布形態をとっています。

◆ヒトツバタゴの特徴

成木で樹高は20mを超える大型の落葉高木。
幹は灰褐色で縦に切れ目が入る。
葉は長楕円形で4cm-10cm程度となり、長い葉柄を持ち対生します

ヒトツバタゴ⑩ヒトツバタゴ⑨

日本において”ヒトツバタゴ”は希少種のひとつであり、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に指定されています。

天然での分布域も狭く、長野県、愛知県の木曽川流域、岐阜県東濃地方および長崎県対馬市に自生しており、それぞれの県のレッドデータブックに掲載されています。

長野県および愛知県では絶滅危惧I類、岐阜県および長崎県では絶滅危惧II類に指定されています。また、長崎県対馬市上対馬町鰐浦地区には、約3000本のヒトツバタゴが自生しており、世界的に最も規模が大きい自生地です。「鰐浦ヒトツバタゴ自生地」として国の天然記念物に指定されています。また、日本のヒトツバタゴ自生地の一つである岐阜県中津川市は、対馬市と姉妹都市関係にあります。

<5月の鰐浦地区> 韓国展望台より撮影

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ヒトツバタゴ⑥

昭和天皇が対馬島民を思いやって詠まれた句があります。

ヒトツバタゴ⑧

鰐浦地区と上記写真の撮影場所を示します。
鰐浦地区地図

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